飲食店の店舗デザイン2

某老舗割烹料理店の調理人だったオーナーが独立したことをきっかけに、新鮮な魚介類を使用した和食料理を家庭的な雰囲気で食べられるお店作りをしたいという依頼がありました。

立地は温泉と海のある観光地。
駅近くの複合商業ビル内一階のやや奥まった場所にあるとのことでした。

主な客層は40代以上の地域住民、会社員の接待や、婦人客のお食事会などを想定しており、さらに、観光地を訪れる観光客も対象に考えているとのことでした。

お店は、魚介類を中心に、オーナーの出身地方料理をベースにした板前割烹和食レストランに決定。

店舗デザインのイメージとして民家のエッセンスを現代的にアレンジし、入口付近には客回転の遅さを考慮し、ドリンクサービスをすることにしました。

ちなみにオーナーの希望は「夫婦二人での営業で、サービス動線を考慮した使い勝手の良いものであってほしい」、「更衣室と事務の兼用スペースの確保」以上の2点でした。

それをふまえ、入り口回りと導入計画を提案。入込型の入り口回りとしゆとりある空間を確保しながらスムーズな客導入を図り、店頭の入り口右脇の壁面に鋼入りガラスをフィックスし、レジ・ウェイティングコーナーを含むエリアと外部の一体感を創出。

従業員を使わず、夫婦二人のみでの運営のため、仕切りからレジスター、ウェイティングコーナー、客席と厨房の動線はシンプルに作りにしました。

厨房は仕込み室を付帯させたカウンター形式のオープンスタイルとしました。そうすることでオーナーが厨房内から店全体を見渡せるよう配慮、客監理とサービスの向上を図ることが可能になりました。